気づかない人は本当に気づかない

いままで学校等で気づいた人がやりましょうという決め事をしたことがある。それから気づいていた人がやっていたのだが、私は大体気づく。他の人はどうして気づかないのかと思っていた。

 

そこで私は、気づいた人がやるというルールは不公平だと感じるのである。気付くということはある種の能力であり、その仕事は気付くという能力を持っている人に依頼しているのと同義だと捉えているからだ。つまり、気付くことができる人の仕事が増えるだけである。

 

また、自分で気づいて何回も仕事をしていると、その仕事をやっていない人に対して嫉妬をし始める。嫉妬心が芽生えるだけでなく、自分が気づかないフリをすれば仕事をしなくていいことに気づく。気づかないふりをするだけで仕事をやらなくていいなら儲け物だろう。

 

以上のことから、気付いた人がやるというルールは良くないと言えるだろう。気づいた人がやるというよりも、明確に役割を分担した方がいいと思うのだ。役割を分担することによって、自分がやらなくていい仕事が減る。それに加えて、自分が気づいた時も担当者に言えばやってもらえるため他の人に嫉妬をすることもなくなる。

 

個人的に思うのは、自分の仕事は自分で気づけるようにしてもらいたいと考えている。自分で気づけるようにするためには、仕事をする前にある程度イメージをしておく必要がある。スポーツをしている人はイメージトレーニングをしていると聞いたことがあるが、仕事をする上でも同じようにイメージトレーニングをするのだ。イメージ通りにいくとは限らないが、イメージをしておくことによって気づく確率増える。仕事をする前の少しの時間をどう使うかが重要だろう。