思いのほか残業をしてる

社会人としての生活がスタートしてから、自分が活動している時間が可視化されるようになった。大学生のときは勤怠管理などはなく活動している時間が明確になっていなかったが、社会人になってからは会社で勤務している時間が可視化できるようになった。

一般的には一週間の労働時間は40時間であると聞いたことがある。ゆえに一日の労働時間は約8時間だ。会社に出社してから8時間の作業をするわけだが、想像しているよりの作業は進まない。 作業が進んでいないからもうちょっと作業をしたいと思って続けて作業をするわけだが、気づいたら終業時間から2時間経っているなんていうことはザラにある。

労働時間8時間に加えて2時間の残業をすると一日10時間労働になる。 会社に入社する前は一日に10時間労働をすることなんてしたくないと思っていたが、実際に勤務が始まると一日10時間勤務をしている日がたくさんあって驚くことになった。どちらかというときついのは前半で、大体15時をすぎたあたりから集中力が上がってくる。気づいたら11時間会社に居たなんていうこともある。

1日に2時間の残業をすることが通常になると、おおよそ1ヶ月で40時間の残業をすることになる。一月で40時間の残業というとかなり多い気がするが、残って作業をすることが多くなるだけで簡単に超えてしまう。

8時間労働を厳守する会社もあると伺っているが、それはそれで大変だろうと思う。一日8時間の作業だけで自分に割り当てられた作業が終わる気がしない。ホワイト企業は確かに働き方はホワイトかも知れないが、作業量がホワイトとは限らないのが怖いところだ。業務がまだ残っているのに残業ができないのはそれはそれで辛い気がする。

その日のうちに作業を終わらせたい性分の人や、時間内に業務を終わらせる自信がない人は、残業も自由に行える環境を選択した方がいいかもしれない。 もちろん、残業をしないといけないような会社はブラック企業である恐れがあるので、残業が全くない企業に就職するほうがリスクは低いだろう。