友達作りに関する想像

友達を作るって結構難しいことだと思う.私は新しい環境に入って友達を作る状況を別のもとに例えてみたことがある.例えた方が分かりづらいと思うかもしれないが,そこは容赦願いたい.今日はその時の想像を記していきたいと思う.

 

友達作りのイメージ

私が思っている友達作りのイメージは,小さな船が集まって大海原に新しい島を作るというものである.ここでは小さな船が個人で,新しい島というのが友人との新たな拠点と思ってもらいたい.先ほど述べたイメージを細かく述べると,個人の船がどこかの拠点から出発し,個人の船同士が出会った時,そこで島を作るという共同作業がスタートする.気が合えば島を作る作業がすぐに進み,自分の拠点として強固なものになっていく.

気が合わない時は島を作る作業は進まない.島を作る作業は協力をする必要があり,やる気がないとできるものではないからだ.

 

ある程度島が出来てくると,交流関係が固定化してくる.コミュニティを拡大するのに多くの労力を必要とするため,自分の島がある人は島の中でコミュニケーションを取ることが多くなる.

 

島の発展

友好関係が深まるにつれて島の中の文化が発展し,ルールができてくる.島の中の文化は,住人がコミュニケーションをとっていく上で育んでいくものだ.これは友人同士の集まりでしか通じないノリとかを表現している.また,島の中のルールは文書化されることはないが,島の住人であれば自然と守ることになる.友人と関わっていく中で,これをやったらこの人は嫌がるだろうということがわかってくるので,それを守るといったイメージだ.

 

島が発展した後の交流

拠点の島を持っている人は,新たな島に訪れるために船を出すのか,拠点の島に居続けるのかという選択肢がある.交流が好きな人は新しい島に向かって船を進めていくだろうし,今の関係で十分と感じている人は島に居続けるだろう.新たな島にむけて進む人も,拠点となる島がなくなるわけではないから,交友関係は継続される.

 

拠点となる島を持っていない人は,既にできている島に向かうか,残されたメンバーで新しい島を作る必要がある.島の文化が気に入り,島の住民に認められれば新たに拠点を得ることとなるし,そもそも拠点を持たずいろいろな島を転々とするタイプもいるだろう.

 

私は以上のような想像をした.友達作りに関する想像をしておくことで,自分がどうするべきかという戦略が建てやすくなる.そもそも友達作りというものは,そんなに深く考えて行うものではないかもしれないけどね.