いらないものが欲しくなる

自分ではよくわからないが,そこまで必要じゃないものを欲しくなることがある.例えば,ポメラとか,ミニ財布とか,あげたらキリがない.

 

ポメラやミニ財布は,買わなくても困ることはない.あったらいいなというレベルである.

欲しいという感情

もし自分がその商品を買ったら,生活がどのように変化するのか想像してしまう.その変化がちょっとしたものでも,その変化を体験してみたいという欲望が大きくなるのだ.

 

しかし,実際に購入した後は生活が変化することの喜びはそこまで大きくない.購入前に期待していた喜びの大きさよりも小さい喜びしか得られない.「せっかく新しいものを買ったけど,思ったほどでもなかったな.」という残念な感覚になる.

 

その経験があるから,欲しいという気持ちよりもいらないという気持ちが強くなり,結局買わないことが多い.だから今の自分の状況は,いらないものが欲しい”だけ”である.

”欲しい”だけの方がいいことがある

最近はいらないものを欲しいと思っている状況の方が,買ってしまうよりも想像ができるので楽しいかなと思い始めた.部屋のここに置いたら絶対に便利だろうなーとか,持ち運んだらどこでも〇〇できるじゃん,とかそんなことを考える時間が楽しい.

 

この想像は買ってしまった後にはできない.なぜかというと既に実物を所有しているからである.使ってしまったからである.購入前のワクワクした感情を取り戻すことはできないのだ.

 

だから私はこれからも,いろんなものを欲しがり続けたい.そして,欲しいなら買えばいいじゃんと言われた時に次のように返すのだ.

 

「まあ100年以内には買うと思うよ」